新潟県ホーム の中の産業振興課の中の新潟県雪冷熱エネルギー住宅

 雪冷熱エネルギーって何?

2009年03月27日

雪冷熱エネルギー

 冬期に降り積もった雪や、冷たい外気により凍結した氷などを、冷熱を必要とする季節まで保管し、冷熱源としてその冷気や溶けた冷水をビルの冷房や、農作物の冷蔵などに利用することができます。
 このように雪や氷のもつ冷たさ(冷熱エネルギー)を利用する「雪氷熱利用」は、「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネ法)」で新エネルギーとして規定されています。新潟県では雪の利用が主であるため、特に雪のもつ冷たさを「雪冷熱エネルギー」と呼んで、普及に努めています
 雪を利用するシステムには「雪室」、「雪冷房・冷蔵システム」があり、氷を利用するシステムには「氷室」、「アイスシェルター」などがあります。
   
 (出展:NEDO 新エネルギーガイドブック2008, 北海道経済産業局 雪氷熱エネルギー活用事例集4)

新エネルギーの分類・新エネ法の改正

 新エネルギーは純国産のエネルギーであるとともに、二酸化炭素を発生しないという優れた環境特性を有していますが、一般的にコストが高く、太陽光、風力といった自然条件に出力が左右されやすいといった課題があります。 このため、より一層の技術開発と導入普及を支援するため、我が国では、「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネ法)」が定められ、政府が積極的に導入拡大を図るべき対象として新エネルギーを規定しています。

 このような中、最近の新エネルギー利用等をめぐる経済的社会的環境の変化を踏まえ、「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法施行令の一部を改正する政令」が平成20 年1 月に閣議決定され(平成20 年4 月1 日施行予定。)、新エネルギーの定義が大きく変更されることとなりました。

 本政令により、再生資源を原材料とする燃料の製造、再生資源を原材料とする燃料等の熱利用及び発電利用、天然ガス自動車、メタノール自動車、電気自動車、燃料電池が新エネルギーの定義より削除され、一方で、地熱発電(バイナリ方式のものに限る)、未利用水力を利用する水力発電(1,000kW 以下のものに限る)が新エネルギーに追加され、下図に示すように、新エネルギーは再生可能エネルギーのうち特に導入を促進すべきエネルギー源として整理されました。 一方で、今回新エネルギーの定義から削除されたエネルギーについては、技術革新の進捗や社会の需要の変化等に応じて、「革新的なエネルギー高度利用技術」として普及促進を図ることとされています。

新エネルギーの分類(平成20 年1月の新エネ法施行令改正を反映したもの)

注1:新エネに属する地熱発電はバイナリ方式のもの、水力発電は未利用水力を利用する1,000kW以下のものに限る。
 (出展:NEDO 新エネルギーガイドブック2008)