第7回全国棚田(千枚田)サミット共同宣言
 21世紀を迎え、今年も私たちの棚田は黄金色(こがねいろ)の稲穂をつけてくれました。
 私たちは、その実りの陰に、棚田を受け継ぎ守り続けてきた生産者の強い決意と努力に加え、多くの人々の励ましと協力があることを忘れてはなりません。
 棚田の1枚1枚は小さく、蓄える水もわずかにみえますが、それが集まることにより、営々と日本の国土を守り、虫や草木そして人間の命を育んできました。
 先人の優れた知恵と努力によって築き、守られてきた棚田が持つ大きな役割を改めて見直すとともに、次の世代に引き継ぐことが私たちの責務であります。
 日本海を渡る心地よい風に稲穂が揺れる「白米(しろよね)の干枚田」を抱えるここ輪島の地に参集した私たちは、目の前に広がる大海原のように、棚田の永遠(とわ)なる継続を願い、次のことを確認し、積極的に推進することを宣言します。


1 私たちは、中山間地域等直接支払制度等を広く活用し、棚田保全活動
を強化します。
 
1 私たちは、先人の知恵と努力と多くの人々の手によって守られてきた
棚田を後世に伝えていくため、より多くの人々の理解と支援を得るよ
う幅広い活動を展開します。
 
1 私たちは、棚田が持つ水源かん養や洪水防止等の公益的機能に対する
国民の理解と合意を得るための活動を強化します。
 
1 私たちは、人と人とのふれあいを大切にし、棚田を核とした農村と都
市との交流による地域活性化活動に邁進します。


平成13年9月1日
第7回全国棚田(干枚田)サミット



最終更新:2015/05/08